洗い方を間違えると、効果がないどころか肌のたるみや肌荒れの原因になってしまう顔の洗い方や洗顔フォームの使い方!これだけは押さえておきたい“洗顔”の基礎をおさらいしましょう。

【超初心者向け】洗顔フォームの効果は?どう使うの?(今さら聞けない基礎化粧品の“基礎”)

普段なにげなく洗顔フォームで顔を洗っている人も多いと思いますが、実は洗い方によってはほとんど効果が無かったり、逆に肌を傷めたりしてしまいます。
また、洗顔不足で余分な皮脂が残ったりすると、そういった皮脂を好むマラセチア菌というカビ(真菌)が増加して脂漏性皮膚炎になる可能性も指摘されたりしています。
そこで今回は、基礎化粧品でも基礎の基礎、顔の洗い方(=洗顔フォームの使い方)をご紹介します。

そもそも洗顔ってなに?

肌ケア
洗顔は顔を清潔に保つだけでなく、化粧水の効果を高めるためにもとても重要です。顔の汚れを落とすだけでなく、化粧水を肌になじませやすくする、炎症の原因となる雑菌を除くなど重要な役割があるので、手を抜かないようにしたいですね。


洗顔はどのタイミングで行うの?

基本的に入浴中にされる方が多いと思いおますが、メイクをされる方はメイク落とし・クレンジングの後に行い、普段すっぴんの方は基礎化粧の最初の工程となります。
背景

効果的な洗顔のやり方は?

続いて、実際に効果的な洗顔のやり方をご紹介します。
特に気を付けたいのが、顔を洗うときや拭くときに刺激を与えないこと!
そういった強い刺激が肌のたるみやシワの原因になったりします。

①手をキレイに洗い、汚れや菌をきっちり落とす

手は、日常生活の中で様々な汚れや菌にさらされています。
そういった汚れや菌は、顔についた汚れや菌とは別の物なので、手洗いをおろそかにすると、顔を洗うどころか余計な汚れや雑菌を顔に塗ってしまいます。
また、洗顔フォームも顔の汚れや菌を落とすために作られていて、そういった手の汚れや菌を除くことはできません。
また、手に脂や汚れが残っていると洗顔フォームの泡立ちが悪くなります。
あとで説明しますが、洗顔フォームの泡立ちも重要なので、まず先に手を石けんで良く洗い、キレイにしておきましょう。

②洗顔料をのせる前に、ぬるま湯で顔を軽くすすぐ

洗顔フォームで顔を洗う前に、ぬるま湯で優しく汚れを落としましょう。
この時、熱いお湯で洗顔してしまうと、汚れだけでなく肌に必要な皮脂まで流してしまうので、洗顔は体温より少し低い34℃前後のぬるま湯がベストです。
また、シャワーを直接かけたり、お湯を叩きつけるようにしてしまうと、肌に刺激をあたえるとともに、たるみの原因にもなります。
面倒でも洗面器などにぬるま湯を用意し、顔に軽く当てるようにすすぎましょう。

③洗顔フォームをしっかり泡だてる

泡立て
下準備が終わった後は、洗顔フォームをしっかり泡立てましょう。
手の汚れが残っていると、ここでの泡立ちが悪くなります。
しっかり泡立てた後は、肌の上で泡を転がすように洗いましょう。
手のひらで力を入れてゴシゴシ洗ったりすると、肌を傷めたり、表面の大切な皮脂まで落としてしまうのでNGです。

④タオルで水分を吸いとる

泡立てた洗顔フォームを転がしたあとは、再びぬるま湯で洗顔料をすすぎます。
この時にも、優しく水の流れだけで洗い流すようにしましょう。
特に髪の生え際、鼻の横やあご回りなど、凹凸のあるところは残りやすいので注意が必要です。

タオルで水気を拭く

キレイに洗顔フォームを落とした後は、タオルで水分を取り除きます。
当たり前ですが、この時にもタオルでゴシゴシするのはNGです。
吸水性の良い、柔らかいタオルをふわっと当てるようにして、タオルに水分を吸わせましょう。
これで洗顔は終わりです。タオルで水気を切った後は乾燥しやすいので、なるべくすぐに化粧水で水分を補いましょう。

まとめ

いかがでしたか?
これからスキンケアを始めようという方に向けて、洗顔についての初歩の初歩をご紹介しました。
ポイントは
・顔の前に手をキレイに
・ぬるま湯で洗う
・洗う時も拭くときも、ゴシゴシしない
です。
スキンケアは人によって違いますので、この記事を参考にして、自分に合ったスキンケア術を開拓していってくださいね。