息苦しさや不安を感じたら‥

こんにちは、今回は私自身が経験したことをお伝えします。
実は学生のころから、時々息苦しさを感じることがありました。
呼吸はしているけど、満足に空気を吸い込めていない感じで、本当に苦しくなります。
また、昨日のことですが唾を上手く飲めない感じになりました。
別に唾が飲み込めなくても命には別状なんて無いのですが、不安が膨らみ、とても辛くなります。
今回はそういった息苦しさや不安についてお伝えします。

息苦しさを感じたら

まずは、「この息苦しさで死ぬことはない」と自分に言い聞かせましょう。実際、パニック障害などでまた、息苦しさがあるので難しいですが、楽しかったことや面白い経験などを思い出してみましょう。妄想でも全然問題ありません。宝くじが当たったら何をしたいか、とかこの夏モテ期到来とかでも大丈夫です。また、大きなあくびをしてみましょう。深呼吸でも構いません。うまくいけば、その時に肺の奥、空気が来てないと思っているところに風が吹き込む感じになります。そうなれば割と苦しさから解放されます!また、あくびで無理なら胸いっぱい(腹式呼吸でお腹いっぱいでもOK)空気を吸い込むと、スッと楽になったりします。
それでもダメなら、ストレッチなどしてみましょう。背を伸ばしたり、両手を前に向けて思いっきり伸ばしたりします。
そうすると、リラックスのせいか、やはり空気を吸い込めている感じがして楽になります。
もし満員電車の中などで息苦しさを感じたとしたら、さすがに人前でストレッチはハードルが高いというか恥ずかしいですね。
そんな時は、余裕があれば途中の駅で降りてストレッチをしてください。もし急いでいて途中の駅で降りられないようでしたら、ベルトを少し緩めてください。電車の中でも、別に誰も見てないです。というか人目が気にならないほど不安(酷いと「本当に死ぬんじゃないか」と思うくらいです)になるので、遠慮していられません。壁があれば壁側に、人に囲まれていたら背中を向けている人のほうでベルトを緩めます。そして深呼吸をしましょう。
なお、これは私が勝手にやっている方法なので、医学的な根拠や論理性があるわけではありません。ですが、少なくとも他の人(私)がそれで解放されているので、試してみてはいかがでしょうか?

実は酸素は足りている

とは言え、一度息苦しさが出たら早目に呼吸器科に行ってください。まず指をクリップのようなもの(パルスオキシメーター)で摘ままれ、血液の中の酸素量を調べます。物によっては指で挟むものもあります。
本当に呼吸器に問題があれば、すぐに処置が必要になりますが、もし私と同じように不安が原因であれば、酸素量は十分のはずです。
お医者さんに「不安が原因かもしれない」と伝えると、抗不安剤を処方してくれると思います。
即効性で有効時間の短い物から、遅効性でも24時間効果が続くものまであるので、
その辺りはお医者さんと調整してください。
※よく通販などで抗不安剤などを見かけますが、やめておいたほうがいいです!ちゃんとした薬ならお医者さんが出してくれますし、通販や個人輸入などの薬だと思わぬ副作用があったりします!
私はまだ罹ったことがないですが、心療内科に行ってみるのもいいでしょう。

足りないのは「セロトニン」?

こういった息苦しさですが、原因として考えられるのがセロトニンかもしれません。
セロトニンは脳の中にあるセロトニン神経から分泌される神経伝達物質で、これが欠けると感情の抑制が十分に行えず、怒りっぽくなったり情緒不安定になります。また、自律神経を正常に保ち、睡眠ホルモンであるメラトニンを作り出す働きもします。自律神経を正常に保つ、というのが重要で、後述しますが、とある病気にも関係するのです。
では、セロトニンが不足する原因は何でしょうか?主には
・不規則な生活習慣
・ストレスの蓄積
・運動不足
・食事のバランス
このあたりが原因と言われています。つまり、対策としては
・生活習慣の見直し
・ストレスを溜めない又は発散方法を見つける
・体を動かす
・3食きちんと摂ること、またバランスにも気を付ける
このあたりが重要になります。

唾が飲み込みにくい

喉が固くなっているような感じがして、唾液がスムーズに飲み込みにくくなることがあります。
実際は唾液は飲み込めているのですが、のどの手前で引っ掛かる感じがしたリ、口内に戻る感じがしたりします。
また、唾液が絡まったりしないか漠然とした不安に包まれます(昨日の私がそんな感じです)。
こちらも上記と同じくストレスなどが原因ですので、慌てたり不安になったりせず(かなり難しいですが‥)、本を読んだり深呼吸をしたり、ポジティブなことを考えたりしましょう。
ただ、本当に甲状腺や食道に腫瘍ができたりして嚥下障害(飲み込みにくい)ということもあるので、唾液ではなく固形物が飲み込めない/飲み込みにくい場合はすぐに耳鼻咽喉科に診てもらいましょう。

【まとめ】その苦しさ、自律神経失調症?

さて、ここまで説明した息苦しさや飲み込みにくさですが、精神的な影響による場合、自律神経失調症である可能性があります。
これは、活動をコントロールする交感神経と、リラックスをコントロールする副交感神経のバランスが取れなくなったりして起きるものです。
その要因の一つが、先ほど述べたセロトニンの欠乏にあるとも言われています。
ですので、まずは気をしっかり持って息苦しさなどを抑えたあと、
・生活習慣の見直し
・ストレスを溜めない又は発散方法を見つける
・体を動かす
・3食きちんと摂ること、またバランスにも気を付ける
これらを続けましょう。
残念ながら今日明日でセロトニンがドバッと出て良くなる、ということは無いので、2~3か月くらい、無理のない程度で続けてみてください。