心身が疲れたときには

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3月3日 written by MUGEN

ストレスとうまく付き合っていくには?


私たちは普段からストレスに晒されて生きています。
仕事や勉強だけでなく、人間関係やカラダの悩みなど、原因も様々です。
特に自覚なく抱えるストレスは危険です。
うまく発散できずに溜まっていくと、自律神経のバランスが崩れると共に
疲労が回復しなくなります。
最近では疲労感と免疫力の間には関係があると考えられています。
つまり、ストレスを発散できないと心身ともに大きな影響を及ぼすことに…
ですが、ストレスは一人ひとりで受け方も違います。
同じストレスを受けても、全く影響の無い人もいれば、様々な悪影響を受けてしまう人もいます。
特に3月から4月は季節だけでなく年度の変わり目と言うこともあり、
出会いや別れなど環境が目まぐるしく変わります。
そこで今回は、ストレスとは何か、ストレスがたまる要因からストレスを受けやすい人、ストレスがたまることにより現れる症状の他、ストレスをためない方法についてお伝えします。

そもそもストレスって何?

ストレス(英: stress)とは、生活上のプレッシャーおよび、それを感じたときの感覚である。オックスフォード英語辞典では、苦痛や苦悩を意味する distress が短くなった単語とされる。。(Wikipediaより)

ストレスとは、「外部からの原因によって生体にひずみが生じた状態」と定義されています。
[toggle heading=”h3″ title=”主なストレスの原因”]

  • 物理的な原因(寒冷、騒音、日光など)
  • 化学的な原因(酸素、薬物など)
  • 生物的な原因(炎症、病気など)
  • 心理的な原因(不快、不安など)
  • 社会的な原因(人間関係など)

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特に外部からの原因で多いのは社会的な原因で、2012年の厚生労働省の調査によると労働者の6割が仕事や職業生活でストレスを感じており、特に最もストレスを感じているのが30代~40代で、仕事上の人間関係が原因のトップに挙げられています。
また、特にストレスを溜めやすい性格というのもあります。
[toggle heading=”h3″ title=”ストレスを溜めやすい性格”]

  • 真面目で責任感が強い人
  • 頑張りすぎてしまう人
  • 完璧主義者
  • 自己評価が高く、競争心が強い人
  • 優秀な人
  • 我慢強い人
  • 細かいことにこだわってしまう人
  • 気を遣いすぎる人
  • 常に相手のことばかり考えてしまう人
  • 自己主張ができない人
  • 自己評価が低く、自分に自信がない人
  • 自分のことが好きになれない人
  • すぐに将来に不安を感じてしまう人
  • 短気な人
  • 予定外のことがあると不安になりやすい人
  • 好き嫌いや感情で他人を判断しやすい人
  • 相手に過度に期待する人
  • ささいなことを気に病んでしまう人
  • 過度な運動不足の人

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そして発散しきれないストレスはやがて心理面・身体面・行動面に影響を及ぼすようになります。

[toggle heading=”h3″ title=”ストレスによる心理面への影響”]

  • 感情的になったり精神的に不安定になる
  • 注意力や集中力に欠ける
  • 不安や憂鬱な気分になる
  • 無気力になる、やる気がおきなくなる

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[toggle heading=”h3″ title=”ストレスによる身体への影響”]

  • 睡眠障害
  • 頭痛や腹痛、関節痛など
  • 生理不順
  • 眩暈(めまい)や動悸
  • 肩こり、眼精疲労など
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[toggle heading=”h3″ title=”行動に表れる影響”]

  • 言葉遣いが乱暴になる
  • 対人関係の悪化
  • 仕事上のミスなど
  • 酒やタバコ、ギャンブルなどに傾倒する
  • 閉鎖的になる

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更にストレスを溜めると、体に不調が出るようになります。

1
  • うつ病(内閣府の調査によると、平成26年の自殺者の42.1%はうつ病を患っていたという報告もあります)
  • 神経症や心身症
  • 自律神経失調症(休に息ができないような感覚に襲われたりします。私も患ったことがあります)
  • 円形脱毛症
  • 狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患(ストレスにより脈が上がり、血圧が急上昇して心臓の酸素必要量が増えるものの、血液の供給が追いつかず心臓の一部が酸素不足となるため)
  • 高血圧や動脈硬化
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん
  • 過敏性腸症候群(IBS)

中には命の危険に晒されるものもあります‥
ストレス対策は?

ではストレスに対してどのような対策をすればいいのでしょうか?
当然ですが、最も良いのはストレスを溜めないことです。

ストレスを溜めない方法

最もシンプルにストレスを溜めない方法は「ポジティブになること」です。
気負いすぎたり、失敗に落ち込んだりしない。嫌なことにははっきり「No」と言うことです。
でも社会人をやっていると、そうもいかないですよね。
そこで、ある程度ストレスは溜まるものと開き直り、溜まったストレスを発散するのも一つの方法です。
その発散方法としては次のようなものがあります。

  • 不安や不満などを書き出す
  • 笑う
  • 好きなことをしたり、好きな音楽を聴く
  • 部屋やカラオケボックスなどで思いっきり歌う
  • 体を動かしたり、湯船に浸かって血流を良くする
  • マッサージなどで体をほぐす
  • 良質な睡眠を取る

また、アロマやハーブティーなどもオススメです。

今ではメンタルケア専門のハーブティなども出ています。ティーバッグ1個が30円~60円と安く、気持ちも落ち着くので私も就寝前に飲んでいます。
また、ストレスケアのサプリメントもあるので、薬に頼りたくない人は検討してみてはいかがでしょうか?



最後に

私自身、感受性が強かったせいか大学受験の頃から強いストレスを感じてきました。
社会人になっても些細なミスで落ち込んだり、不眠に悩まされたりするようになりました。
今は更にストレスを感じやすい社会になっていると感じます。
そんな中を生きていく上で、少しでもお役に立てればと思います。

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