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日本の精神性に触れる「お香」の文化

「香り」と私たちの文化

私たち人間にとって「香り」とは切っても切れない関係にあります。

その歴史は古く、紀元前3000年頃には既に人類の暮らしと接点があったと言われています。

一般的には植物の樹皮・葉・根・果実・果皮・種子や樹脂を原料とするものが多いですが、動物性のものもあります。

また、その使い方も加熱によるもの(焼香・アロマキャンドルなど)の他に全身に塗る(塗香:ずこう)や、沐浴といった使われ方もあります。

日本での「香り」の歴史

日本にとっても「香り」は古くから普及していました。

そして日本的な文化を象徴する物の一つに「お香」があります。

西洋のフレグランスの発展と同様、日本でも中世では香りを楽しむ以外に虫除けや室内の臭い・体臭を消すといった実用的な目的を兼ねた物でした。
しかし、西洋の香りの文化と大きく違うのは、現代でも宗教と大きく結びついていることです。
日本におけるお香の発祥は、大陸から仏教の伝来と共に始まり、以後宗教性、精神性、ファッション、娯楽がミックスされた物へと発展しました。

現代における「お香」

現代のお香のイメージは、葬祭や邪気払いなど宗教的なイメージが一番強く、次に心を落ち着かせたりする精神性のあるアイテム、さらには「香道」と呼ばれる茶道のような香りを観賞するための作法といった文化教養の位置づけとなっています。
以上のことから、現代ではフレグランスのように日常的に使用されることは少なくなっています。
日本人から見ても「お香」は、古い時代の日本の習慣や宗教観、精神性を感じさせる文化です。

日本のお香の特色は様々あります。
代表的なタイプは、原材料が天然の香木、香りを有する木を世界中、特に東南アジア地域から集められた貴重なものを、火を使って間接的に熱を加え香りをたく方法です。

日本でお香を購入しやすいお店は圧倒的に仏具店が多いのですが、こちらでは葬祭に使用される物のため、和風雑貨店やお香の専門店で購入した方が良いです。
若い女性向けの可愛らしい商品もあり、お香初心者でも気軽に購入することができます。
お香は火を使ってたくものがほとんどのため、最初は香立てなどがセット品としてついてくるスティックタイプが安心です。